東京競馬場 × HIKARI FLOWER ジャパンカップのデザイン
2020年11月29日(日)に東京競馬場で開催される国際的なレース、JAPAN CUP(ジャパン カップ)。今年は名馬「アーモンドアイ」の引退試合ということもあり、歴史に残るレースとして世界中の人々から熱い視線を集めています。その出場馬たちのお披露目のステージであるパドックの装飾に、前回の天皇賞に引き続き携わることになりました。
『幸運を運ぶ青い亀甲柄 The fortune luck Blue-Honeycomb-Structure 』
パドックには私たちひかりフラワーがデザインをした「幸運」を象徴する亀甲パターンが施され、全体をテーマカラーのディープブルーで装いつつ、インターナショナルな印象が醸し出されています。
また、かつて古き日本では神聖な祭り事が始まる合図として、松明をかかげる習わしがあったことから、レースの成功と安全を願い、名馬たちを照らす炎をイメージした燃えるような赤い寄せ植えを紫の植栽の中に据え置き、ぐるりとパドックを囲むように飾りました。
ひかりフラワーでは毎年、季節の枝を使った冬の寄せ植えを作成していますが、今回は赤く染めたバラの枝と実と共に華やかなアクセントになっています。
今回のJAPAN CUPに向けては、装飾に関わったあらゆる方面のプロフェッショナルの方々、そして何よりも私たちのパドックデザインを支えてくださった競馬場の皆様の、細やかで丁寧なメンテナンスによって、レースに参加するすべての馬たちの魅力を存分に引き出したいという全ての人々の願いが、東京競馬場のパドックで一つの形になったように思います。
8月にコンペのお話を頂戴してからあっという間の3か月でしたが、大変貴重な経験をさせていただきました。
東京競馬場や関係者の方々をはじめ、たくさんの方々に支えていただいて完成させることができました。ご協力いただきました皆様、応援して下さった皆様に感謝申し上げます。
テレビ放映につきましては、JRAのホームページをご確認ください。